スティーヴ・ライヒ:Steve Reich Special Concert 2022.7.30(sat)〜7.31(sun)

ひとつのの言葉を切り取って繰り返すのは、意味を分断したり破壊するためのものではない。
その言葉に潜む多様性を、聞く人に気付かせ、より印象付けるため

20世紀音楽史上に偉大なる功績を残した『ミニマル・ミュージック』の先駆者、スティーヴ・ライヒ。 60年代中期より民族音楽から学んだ手法を巧みに取り入れながら、楽器のみならず、声/手拍子/環境音までも素材としたテープ操作の変調と、楽器メロディやコードといった要素を排した極小の音と反復によって奏でられていく。
曲、その根底には彼の、時代の、歴史的背景によるライヒのメッセージが込められているかのよう。

スティーヴ・ライヒ〜スペシャル・コンサート

日時:7月30日(土)19:00 / 7月31日(日)15:00
会場:名古屋市芸術創造センター

国際芸術祭「あいち2022」公式サイト

https://aichitriennale.jp/artists/steve-reich.html

BRIAN ENO AMBIENT KYOTO 2022.6.3fri〜8.21sun

音と光がシンクロしながら途絶えることなく変化し続ける。
イーノのインスタレーション展はその空間のその時にしか体験できないアートであり観客の誰もが違う体験をすることができる参加型の音と光による空間芸術。
築90年の歴史ある建築物の会場は、丸ごとイーノのアートで彩られた空間となる。

絶え間なく変化し続ける音と光がシンクロする空間において、観客は、いつきたのか、部屋のどこにいたかによって他の誰とも違う体験をすることができる。

会場:京都中央信用金庫 旧厚生センター
会期:2022年6月3日(金)〜8月21日(日)
開館時間:11:00〜21:00(入場は閉館の30分前まで)

公式ホームページ

https://ambientkyoto.com/

BREATH & WAVE 池谷友秀展 2022.6.11sat〜6.26sun

「人間が決してコントロールできない」ものの象徴の一つとして水がある。私は以前から、趣味のスキューバダイビングで色々な国の海に潜ってきた。その間に、” 水” というものについて、色々と思いを巡らせる機会が多くあった。水中から見る太陽の光の美しさ、水中で生きる生物の日常、その世界をひとときだけ見せてもらう人間としての自分。私達人間は多くの装備を身につけ、様々な危険やリスクにも注意を払えば、水を私達に従える事ができると思っていた。

しかし人間は水中では決して生きられない。
そして人間は水なしには決して生きられない。
水が生き物を育み、なおかつ生き物の命を奪う。

しかし水は” 創造” でも” 破壊” でもなく、あくまで、ただの水として存在している。ただの” 水” として存在しながらも、非常に哲学的であるその存在に、私はますます魅了されるばかりだった。それをどうしても表現してみたいという熱意が、カメラマンになる大きなきっかけの一つとなった。その為に、水に関する作品がとても多い。水と人間の姿を通して、「生きる事」を写真の中で表現していきたいと思っている。

池谷友秀[いけやともひで]

1974 年生まれ。神奈川県出身。東京綜合写真専門学校卒。
趣味でダイビングを始めたのがきっかけで写真を始めたため水を使った作品が多い。
「コントロール」をテーマに作品を制作し、海外での数多くの受賞、国内外で展覧会を開催。

masayoshi suzuki gallery

〒444-0044 愛知県岡崎市康生通南3-20 STAGE BLD 2 1F(Google Mapで開く

営業時間:12:00−19:00/毎週火・水曜日休廊

http://www.masayoshisuzukigallery.com/

note更新のお知らせ「what I need now に出会うまで。」

at:10編集部 公式note

https://note.com/at10/n/ne826f675d006

波多野 祐貴 YUKI HATANO 2022.4.23(SAT) ~ 5.15(SUN)

「隠れてはない 見えていないだけ」

台湾の街を歩くなかで、思いがけない形で日本にまつわる多くの痕跡に出会った。
なぜならそこはかつて「日本」だったから、と言えるようになるまで少し時間が掛かった。
一日のはじまり、朝の体操のために人々が集まる公園は、かつて軍隊の訓練場があった場だったし、日が落ちてあたりが暗くなった頃に恋人達が落ち合う植物園は、東南アジアで集めた種子の研究施設だった。
至る所に歴史の痕跡が残されているのに、見えていない者にとってそれらは閉ざされていた。
もう目の前にはない光景を静かに見つめる機会を写真は与えてくれる。
今あらためて幾層にも重なる時間を想像してみたい。

PHOT GALLERY FLOW
https://www.photo260nagoya.com/

オードリー・ヘプバーン : AUDREY MORE THAN ICON

ー愛をもらうより、与えることを選んだー
世界中から「愛された」彼女は一方、実生活では愛される喜びを得られなかった。 しかし、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いた。彼女が今なお我々の中で生き続けるその理由が、今解き明かされる

5月6日(fri)~ 名古屋・伏見ミリオン座

時間は劇場のサイトでご確認ください。

https://eiga.starcat.co.jp/

イントロダクション

ファッションアイコンであり、永遠の妖精と呼ばれ、美の概念を変えた革新的な存在でスターとしての名声を得たオードリー。

−世界中から「愛された」彼女は一方、実生活では愛される喜びを得られなかった。しかし、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いた。彼女が今なお、我々の中で生き続けるその理由が、解き明かされる

ストーリー

幼少期に経験した父親による裏切り、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った過去のトラウマ、奪われたバレエダンサーへの夢、幾度の離婚…劇中では、過去の貴重なアーカイブ映像とともに、近親者によって語られるインタビューによって、これまで隠されてきたオードリーの一人の女性としての姿が描き出されていく。

さらに、育児のために女優業を休業するなど、子供達への深い愛情を注いでいたオードリー。
晩年は、ユニセフ国際親善大使として自身の名声を善のために尽くし、慈善活動を通して大勢の人たちに癒しと救済をもたらした。

本作では、リチャード・ドレイファスやピーター・ボクダノヴィッチ監督ら俳優時代の仲間、そして息子や孫、家族ぐるみの友人など、プライベートに迫るインタビュー映像がふんだんに盛り込まれ、愛情と寛容の力の証として存在する、極めて特別なひとりの女性の姿を、鮮やかにスクリーンによみがえらせている。

クレジット

監督:ヘレナ・コーン

キャスト:オードリー・ヘプバーン、ショーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの長男)、エマ・キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの孫)、クレア・ワイト・ケラー(ジバンシィの元アーティスティックディレクター)、ピーター・ボクダノヴィッチ(アカデミー監督賞ノミネート)、リチャード・ドレイファス: アカデミー賞受賞俳優 (『アメリカン・グラフィティ』、『ジョーズ』)他

振付:ウェイン・マクレガー

バレエダンサー:アレッサンドラ・フェリ、フランチェスカ・ヘイワード、キーラ・ムーア

100分/2020年/イギリス/5.1ch/ビスタ/字幕翻訳:佐藤恵子/原題:“Audrey”

配給:STAR CHANNEL MOVIES

映画「オードリー・ヘプバーン 」公式 サイト

Website Launch

at:10(アットテン)のウェブサイトを開設いたしました。
これから展示会やインタビューなどの情報を随時発信してまいります。
今後ともよろしくお願い致します。

アートディレクター:イワタ トシ子
at:10編集部:三品 鐘、武藤 里奈、武藤 宏之、大石 いずみ
翻訳:サンドウ 由美子